九月のはじまりに ― 秋の気配とやわらかな光
九月に入りました。日中はまだ夏の名残りの暑さが続いておりますが、朝晩の風にふと涼しさを感じるようになりましたね。夕方になると、どこからか虫の声が聞こえてくることもあり、季節はちゃんと歩みを進めているのだなあと、しみじみ嬉しくなります。皆さまのお住まいのあたりでは、いかがでしょうか。
先日、店先の掃除をしておりましたら、空がすっと高くなっているのに気づきました。夏のあいだの入道雲とは違って、うすく刷いたような雲が広がっていて、六甲の山のみどりもどこか落ち着いた色合いに見えます。看板犬のナッツも、このごろは店先のひなたでのんびり過ごすのがお気に入りのようで、うとうとしながらもお客さまの気配がするとしっぽを振って、ちゃんとご挨拶をしております。十六歳、マイペースにご機嫌に過ごしてくれているのが何よりです🐾
さて、九月といえばお彼岸を控えた時期でもあります。お供えのお花は、傷みにくく香りのやさしいものを選ばれると安心です。お参りのあとはお供え物をそのままにせず、お持ち帰りいただくのが基本とされています。ちょっとしたことですが、そうした心づかいのひとつひとつが、静かなご供養につながっていくように思います。
お墓のお掃除やお手入れのこと、彫刻や修繕のこと、あるいは「そろそろ考えはじめようかな」という段階のご相談でも、どうぞお気軽にお声かけくださいませ。灘石材では、ご相談・お見積りはすべて無料で承っております。石のことは、私どもにとって毎日のことでございます。皆さまの秋が、おだやかであたたかなものになりますように。